44.目が治まるまでの事
⚠️眼球の疾患画像があります。かなり衝撃的な為、ご注意ください。
今こうして正面から写真が撮れる事が
とっても嬉しいです。
角膜穿孔、角膜びらん、潰瘍性角膜炎
色んな診断名がついていました。
脳炎=目の病気という事ではありません。
ステロイドの長期多量な服用により
肝機能の低下、等による事が原因ではないか、
副作用で起こった事と言うことなのか、
それも分かりませんが、
基本専門外な為
最低限の処置法を取って頂きました。
私の気持ちを収めるために、専門ではないけれど得意とされる近い所の先生に
診て頂きました。
なぜ専門に行かなかったかは
以前のブログで書いておりますのでここでは触れません。
いずれ外科的手術が出来ないため、
また多くの検査をしたくないので、そんな選択をしました。
「いい専門医です」とご紹介も頂き
「うちの病院はこんなです!」など
とても悩んだのですが🥺
自分で決めました。
本当にありがとうございました。
手術しないのは、もう麻酔をかけられないからです。
そしてもう両目失明していました。
目の回復では無く、
感染症を起こさず、目が膿を全部出して
萎んでくれればいい!
向かう所がその選択肢しかなく、
つらそうなてんてん
あの可愛い目が、
凄いことになっていく。。。
私が精神的に追い詰められていました。脳炎の先生の所で
この二種類を中心に抗菌点眼と内服の抗生物質
更にもうセカンドオピニオンの先生に
濃いヒヤルロン酸を処方頂き、
乾燥しないように、
眼球の中身が出るように...
右側の闘いがこれです
そして一ヶ月後に
反対の左
どうしてこんな写真を載せたか?
可哀想に、と思う方もいると思います。
この写真の真っ只中、
加工せずには写真を出せませんでした。
辛くて、ネット上探しました。
同じような犬の目の病気はないか
どうしたらいいの?
明日はどうなるんだろう?
留守中、破裂するんじゃないか、
腐っちゃうんじゃないか、
そこから感染症を起こすんじゃないか、
これで死んじゃうの?😔
右も左もそれぞれ4〜5日は熱っぽく
食事もできない。排泄もできない。
命の危険も、そんな日もありました。
落ち着くまで片目約2ヶ月ほどかかり
炎症が強く、痛みを感じているであろう時
清心丸 という物を1/8にカットし坐薬として
私の判断で使いました。
(以前から私も時折使っていたので)
炎症と鎮痛を身体の負担をかけずに
なんとかしてあげたくて。。。
その一心でした。
どうぞこのような状況になった飼い主様が
ここにたどり着いたのなら、
毎日辛いですが、諦めないでください。
この子達は視力がなくても、十分生きられます
クリクリのおめ目は失うかもしれません。
耳も意識もあるてんてんは
不自由もありながら精一杯生きています。
生きられます。
手術が出来る状況だったら、きっと眼球の摘出しかなかったでしょう。
どうか悲しまないでください。
ここを乗り越えた時
今の私とてんてんのような時間がありますから、頑張って支えてあげてください
長くなりました。
写真の掲載は、てんてんの了解済みです!(笑)
ではまた